最近、地震のニュースを見るたびに「うちの家具、大丈夫かな」と気になっていませんか。
私自身、賃貸住まいで壁に穴を開けられないこともあり、「じゃあ突っ張り棒でいいか」と軽く考えていたのですが、実際に調べてみると種類が多くて、何を基準に選べばいいのか最初は全然わかりませんでした。
この記事では、Amazonで実際に人気の高い家具転倒防止用の突っ張り棒を4つ取り上げて、それぞれの特徴を比較しています。
こんな人にはこの記事は向いていません
先に書いておきますが、以下に当てはまる方は、この記事の内容だけでは物足りないかもしれません。
- 震度7クラスの直下型地震でも「絶対に倒れない」保証を求めている方(そもそもどんな器具にも100%はありません)
- 天井や壁への穴あけ工事を前提に、より強固な固定方法を探している方(L字金具でのビス留めなど、別の方法が向いています)
- 賃貸ではなく持ち家で、大掛かりな耐震リフォームを検討している方
あくまで「工具不要・賃貸でも使える範囲で、できるだけしっかり固定したい」という方向けの内容です。
選ぶときに見るべき基準3つ
突っ張り棒選びで実際に比較してみて、重要だと感じたポイントは次の3つです。
1. 耐荷重(何kgまで支えられるか) 家具の重さ+収納物の重さを考えると、思ったより数字が必要になります。本棚なら本を入れた状態、食器棚なら食器を入れた状態で計算しましょう。
2. 取付可能なサイズ範囲 天井から家具までの隙間の高さを事前に測っておかないと、そもそも合わないサイズを買ってしまうことになります。
3. 天井・家具への傷のつきにくさ 賃貸の場合、退去時の原状回復を考えると、跡が残りにくい素材かどうかは地味に重要なポイントです。
比較表
| 商品名 | 耐荷重目安 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒 | 約220kg | 震度7相当の振動試験実施済み、サイズ展開が豊富 | 2,000円台〜(2本セット) |
| 平安伸銅工業 つっぱり耐震ポール | 約200kg | 老舗メーカー、ネジ不要でシンプルな見た目 | 2,000〜3,000円台(2本セット) |
| 突っ張り棒が落ちない君 | 約150kg(2個入り) | 特許取得の補強構造 | 2,000円台〜 |
| マグマ耐震(高強度アルミタイプ) | 約1,600kg | 病院・学校でも採用実績あり、非常に高い耐荷重 | やや高価格帯 |
※価格・仕様は変更される可能性がありますので、最新情報は各商品ページでご確認ください。
商品ごとの解説
アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒
家電量販店やホームセンターでもよく見かける、いわば「定番」の突っ張り棒です。サイズ展開が幅広く、SSサイズから大型家具用のLサイズまで揃っているのが特徴。振動試験を経ているという点は、初めて防災グッズを選ぶ際の安心材料になりやすいです。
向いている人: 初めて突っ張り棒を選ぶ人、家具のサイズに合わせて細かくサイズ選びをしたい人
向いていない人: とにかく耐荷重を最優先したい人(後述のマグマ耐震の方が数字は大きい)
平安伸銅工業 つっぱり耐震ポール
1952年創業という歴史のあるメーカーで、突っ張り棒全般で高いシェアを持っています。ネジを使わない分、天井や家具への負担が少なく済みやすいのが特徴です。デザインもシンプルで、部屋のインテリアに馴染みやすいという声もよく見かけます。
向いている人: 見た目のシンプルさも重視したい人、ネジ止めに抵抗がある人
向いていない人: 非常に重い家具(大型の食器棚や本棚いっぱいの本棚など)を固定したい人には、耐荷重的にやや心もとない可能性があります
突っ張り棒が落ちない君
「落ちない君」というやや個性的なネーミングですが、特許を取得した補強構造が特徴です。他の2商品と比べるとやや耐荷重は控えめですが、価格は手頃な部類に入ります。
向いている人: コストを抑えつつ、標準的な家具(テレビ台、食器棚など)を固定したい人
向いていない人: 大型で重量のある家具を固定したい人
マグマ耐震(高強度アルミタイプ)
今回比較した中では突出して耐荷重が高く、病院や学校といった公共施設でも採用されているというのが大きな特徴です。素材にも高強度アルミニウムを使用しており、本格的な備えを求める方向けの製品と言えます。
その分、価格は他の3商品よりも高めに設定されている傾向があります。「とにかく数字で安心を買いたい」という方には向いていますが、予算重視の方には少しハードルが高いかもしれません。
向いている人: 大型の家具・重量のある収納棚をしっかり固定したい人、多少コストがかかっても耐荷重を優先したい人
向いていない人: まずは手軽に始めたい人、複数の家具に予算内で設置したい人
状況別のおすすめ
- とりあえず1つ試してみたい方→アイリスオーヤマの伸縮棒(サイズ展開が豊富で選びやすい)
- 見た目も気にしたい方→平安伸銅工業のつっぱり耐震ポール
- コストを抑えたい方→突っ張り棒が落ちない君
- 大型家具をしっかり固定したい方→マグマ耐震
買ったあと、最初にやること
設置して終わりではなく、次の点は忘れずに確認しておきたいところです。
- 定期的に(半年に1回程度)緩みがないかチェックする
- 家具の中身(本や食器)を増やした場合は、耐荷重を超えていないか再確認する
- 天井の材質(石膏ボードなど)によっては、突っ張り棒だけでは不十分な場合もあるため、必要に応じて他の転倒防止グッズ(粘着マットタイプなど)と併用する
本記事の内容は、公開時点で調べた情報をもとに作成しています。商品の仕様・価格は変更される場合がありますので、購入の際は必ず最新の商品ページをご確認ください。また、本記事はあくまで選び方の一つの参考であり、地震の際の安全性を保証するものではありません。

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